本間ゴルフのパターZEROPTはどう?3モデル比較

本間ゴルフのパターZEROPTはどう?3モデル比較

こんにちは。ゴルフの縁道、運営者のえにしです。

本間ゴルフから登場するパター、ZEROPTが気になっている方は、ゼロトルクに加えてロフトまで0度にする意味や、3つのモデルの違いを知りたいのではないでしょうか。見た目には共通点が多いので、写真だけではどれを選ぶか迷いますよね。

ゼロトルクはフェースの開閉を抑えるための考え方ですが、それだけで距離感まで決まるわけではありません。今回、私が興味を持ったのは、フェースの向きだけでなく、ボールの打ち出し方にも目を向けたところです。専用グリップを含めて、いつもの構えとどうつながるのかも気になります。

この記事では、ZEROPTの発売日や価格、ゼロロフトの特徴を押さえながら、001・002・003の選び方を整理します。口コミや試打情報を見るときの注意点、33インチと34インチの選び分けまで、購入前に知っておきたいことを順番に見ていきましょう。

  • ゼロトルクとゼロロフトがそれぞれ助ける部分
  • 001・002・003の形状と構えたときの違い
  • 価格・長さ・ライ角から考える自分との相性
  • 方向性と距離感を分けて比べる試打のポイント
目次

本間ゴルフのパターZEROPTの特徴

ZEROPTの特徴は、名前に含まれる「ゼロ」を一つずつ分けると理解しやすくなります。ヘッドの向きを支える工夫、打ち出しを考えたロフト、手元の握りやすさ。この3つをつなげて見ると、単に変わった形のパターではないことが分かってきます。

発売日・価格と共通スペック

ZEROPTはゼロピーティーと読み、2026年11月6日から順次発売予定、価格は各モデル88,000円(税込)です。2026年10月29日時点では発売前なので、すでに一般販売されているモデルとして紹介するのは早いですね。販売先として全国の本間ゴルフ直営店、直営オンラインショップ、製品取扱店が案内されています。

ラインアップはZEROPT-001、ZEROPT-002、ZEROPT-003の3種類です。まずは3モデルに共通する基本仕様を見てみましょう。ここでは本間ゴルフの発表内容として各媒体に掲載された国内向け情報を整理しています。

項目公表されている内容
モデルZEROPT-001/002/003
ヘッド形状001はツノ型、002・003はネオマレット型
ロフト角0度
ライ角69.5度
長さ33インチ/34インチ
総重量約525g
グリップTLT Off-Axis Putter Grip
製造国日本
発売時の税込価格各88,000円

気をつけたいのは、約525gがヘッドだけの重さではなく、シャフトやグリップを含めた総重量であることです。他社のスペック表にヘッド重量が載っていても、その数字と直接比べて「かなり重い」と判断することはできません。また、公表値だけでは長さごとの細かな重量差までは分からないため、購入する仕様の現物と照らし合わせたいところです。

8万円台後半という価格を考えると、見た目が気に入っただけで気軽に買い替えるには、少し慎重になりますよね。私は、短いパットでフェースを合わせやすくなるかと、長いパットで普段のタッチを出せるかの両方に、この価格を払う理由があるかを考えたいです。

発売日と各店への入荷日、試打クラブが届く日は同じとは限りません。価格、在庫、左右の展開、注文可能な仕様、調整や交換部品の対応は、購入時に本間ゴルフの公式案内と販売店で確認してください。公表されている33・34インチ以外の長さやレフティ仕様を、あるものとして注文計画へ入れないことも大切です。

ゼロトルクが支えるフェース向き

トルクは、物を回転させようとする力の働きのことです。パターでは、シャフトの軸とヘッドの重心の位置関係が、ヘッドを開いたり閉じたりする方向の力に関わります。重心は、ヘッドの重さが釣り合う中心と考えると分かりやすいですね。

本間ゴルフはZEROPTについて、シャフト軸と重心を一致させ、ストローク中に生じるフェースの回転を抑える設計と説明しています。狙いは、振っている途中でフェースの向きを細かく調整する負担を減らし、スクエアに戻しやすくすることです。スクエアとは、ここでは狙う打ち出し方向に対してフェースが直角に向く状態を指します。

例えば、短いパットで右へ出るのを嫌がり、当たる直前に手を返す場面を考えてみてください。うまく合わせられる日もありますが、返す量が少し増えるだけで左へのミスも気になってきます。そうした微調整を減らす助けになるなら、狙う方向を決めたあとにストロークへ集中しやすくなりそうです。

ただし、ゼロトルクは、間違って向けたフェースを自動で目標へ直す機能ではありません。構えた時点で右を向いていれば、その向きに打ち出すことがあります。握る手で強くねじった場合にも、ヘッドが動かなくなるわけではありません。

もう一つ分けたいのが、ヘッドが通る道筋とフェースの開閉です。ゼロトルクという名前から、ヘッドを定規のような完全な直線で動かす必要があると考えがちですが、軌道と向きは別の要素です。自然な腕や肩の動きに沿ったストロークを、無理に直線へ押し込むための道具ではないと捉えるほうが使い方を想像しやすいと思います。

私がこの設計に期待するのは、パットの仕事を少し整理できることです。フェースを戻す操作に気を取られすぎず、どこへ、どれくらいの強さで転がすかへ意識を向けられるなら魅力があります。一方で、フェースを開閉する感覚をリズムのよりどころにしている人は、いつもの動きとの違いが気になる可能性があります。

方向性の改善幅や成功率は、この仕組みだけでは決められません。構えやすさまで含めて自分に合ったときに、設計の助けを受けやすくなると考えたいですね。

ゼロロフトと転がりの関係

ZEROPTのもう一つの特徴が、ロフト角0度です。ロフトはフェースの上下方向の傾きで、ボールを打ち出す高さに関わります。本間ゴルフは、ロフトに由来する構えづらさや打ち出し角のばらつきを抑え、転がりの再現性を高める狙いを示しています。

ここで大切なのは、スペック表のロフト0度と、実際にボールが飛び出す角度0度は同じではないことです。ボールに当たる瞬間の手元の位置や、ヘッドが上向き・下向きのどちらに動いているかでも、打ち出し方は変わります。数字だけを見て「必ず地面を滑らずに転がる」とは言えません。

構えた形のまま当たる人と、手元を前へ押し出して当てる人では、同じパターでもインパクト時のフェースの傾きが違います。さらに、グリーン上のボールは、完全に硬く平らな板の上へ置かれているわけではありません。芝の状態も含めて、ボールがどう動き始めるかを見る必要があります。

パッティング計測機器を開発するScience&Motionの資料でも、クラブ本来のロフトと、インパクト時のシャフトの傾きを区別しています。この考え方を踏まえると、ロフト0度は誰にとっても最適な答えというより、打ち方との組み合わせで検討する一つの設計と理解できます。

普段から手元を大きく前へ出してロフトを立てる人は、0度のヘッドで同じ動きをしたときの出球に注意したいところです。逆に、無理にボールを上げようとすくう動きを加えると、元の距離感まで変わる可能性があります。

例えば、短い人工芝では気持ちよく転がったのに、実際のグリーンでは最初の転がりが落ち着かないと感じる場面です。原因をすぐにパターの良し悪しへ結び付けず、ボール位置、手元の動き、芝の条件を切り分けて考えると、相性を判断しやすくなります。

私が面白いと思うのは、ZEROPTが横方向のフェースのブレだけでなく、縦方向の打ち出しにも着目していることです。ただ、二つのゼロを組み合わせたという説明と、すべての人の転がりがよくなるという結論の間には、実際の相性という大事な確認が残っています。

選ぶときは、低く出ることだけを目標にせず、同じつもりで打った球の出だしと止まる位置がそろうかを見たいですね。0度という数字の珍しさより、その安定感に価値があると私は考えています。

専用グリップで自然に構える

ZEROPTには、TLT Off-Axis Putter Gripという専用グリップが採用されています。Off-Axisは軸をずらすという意味合いの言葉で、このモデルではシャフトの傾きと握る部分の関係を整える役割を持ちます。単に太さや表面の感触を変えたグリップではありません。

発表内容では、ヘッド後方へ取り付けたシャフトの2〜3度の傾斜を、グリップ側で補正すると説明されています。特殊なシャフトの入り方でも、握る部分は自然に垂直に持ちやすくし、一般的なパターに近い感覚で構えられるようにした工夫です。

ここでいう傾斜を、ヘッドのロフト角やライ角と一緒にしないようにしたいですね。ロフト0度、ライ角69.5度、グリップで補正する傾きは、それぞれ違う関係を表しています。グリップの説明に2〜3度と書いてあるからといって、フェースにその分のロフトが付いているという意味ではありません。

ゼロトルク系のパターは、上から見たシャフトの位置が、それまで使っていたパターと違うことがあります。その見え方につられて、普段以上に手元を前後へ動かしてしまうと、せっかくの構えやすさを生かしにくくなります。ZEROPTでは、グリップを含めた完成形として手を添える感覚が重要になりそうです。

例えば、構えた直後には違和感がなくても、狙う方向を見直すたびに手元の位置を探してしまうなら、落ち着いて振り始めにくいですよね。一方で、握ってソールを置く流れが自然につながれば、毎回の準備をそろえやすくなります。私には、その小さな違いもパター選びでは大事に思えます。

専用グリップは、ヘッドやシャフトと一緒に機能する部品として扱いたいところです。購入後に好みのグリップへ交換する場合は、太さだけで決めず、同じ補正機能を維持できるかを販売店に相談するのがよいでしょう。

これは交換を一切できないという話ではありません。握りやすさを変えたつもりで、手元の位置まで変わってしまう可能性があるためです。まず標準の状態で自分がどのように構えられるかを知っておけば、変更する必要があるかも考えやすくなります。専用設計のメリットと、交換時に気を配る点をセットで理解しておきたいですね。

削り出しヘッドの素材と打感

ZEROPTのヘッドは、SUS303のボディと6061アルミニウムのソールを組み合わせ、CNC加工で仕上げる複合構造です。CNC加工は、コンピューターで制御する工作機械によって形状を削り出す加工のこと。商品写真でも、金属面に細かな加工の表情が見えます。

ステンレスとアルミニウムを使い分けると、同じ金属だけで作る場合とは重さの配分を変えられます。さらに、ヒール側には20gのタングステンウエイト、トウ側には4gのアルミニウムウエイトを備える仕様が公表されています。ヒールは体に近い側、トウは体から遠い側です。

左右でウエイトの重さが違うと、「片方へ傾きやすくならないのだろうか」と感じるかもしれません。ただ、重心はウエイト単体で決まらず、ボディ、ソール、シャフトの取り付け位置を含む全体の重さの分布で決まります。20gと4gという数字の差だけで、フェースの返りやすさを判断することはできません。

また、ゼロトルクと、芯を外したときの強さも別の話です。打点がずれた衝撃に対するねじれにくさを考えるときには、慣性モーメントなどが関わります。慣性モーメントは回転の変化に対する抵抗の大きさです。大きなヘッドだから、あるいはゼロトルクだからという理由だけで、3モデルのミスへの強さに順位を付けるのは避けたいところです。

公表仕様から分かるのは構造や材質で、実際の打感をそのまま読み取れるわけではありません。「SUS303だから必ず柔らかい」「削り出しだから必ず距離感が合う」とは言い切れず、ボール、打点、打音の好みも関係してきます。

例えば、同じ距離を転がしたときでも、音がはっきり聞こえるほうが強さをつかみやすい人もいれば、静かな音のほうが落ち着く人もいるでしょう。ZEROPTにどちらの印象を持つかは、使うボールをそろえて打ってから判断したいですね。

私が素材と仕上げに感じる魅力は、重量配分を考えた構造と、手に取ったときの質感を両立しようとしている点です。ただし、所有する満足感とスコアへの効果は分けて考えたいです。見た目に惹かれたあと、狙った強さで繰り返し転がせるかまで確かめると、選ぶ理由がはっきりします。

口コミ・試打評価はどう見る?

ZEROPTの評判を調べるときは、最初に記事の日付と内容の種類を見ると判断しやすくなります。2026年10月29日時点は一般発売前で、確認できる情報の中心は新製品の発表記事や商品紹介です。製品の仕組みを説明しているページを、そのまま使用者による長期レビューと受け取らないようにしたいですね。

例えば、ページ名に「試打レビュー」「口コミ・評価」とあっても、実際の内容が商品仕様のみという場合があります。調査時点のGDOのZEROPT-001商品ページでは、ユーザー評価は0件でした。これは性能が低く評価されたという意味ではなく、そこに評価の投稿がまだないということです。

本記事も、私が実際にZEROPTをラウンドで使用した体験談ではありません。発表された設計と仕様、公開された製品画像をもとに、どんな特徴があり、どう比べればよいかを考えています。打感や成功率について、体験したかのような評価を付けることはできません。

今後、試打動画やレビューが増えたら、単に「よく入った」という結論よりも、その人が何から持ち替えたのかを見ると参考になります。ピン型から大きなマレットへ替えた人と、すでにゼロトルク系を使っている人では、注目する変化が違うからです。

打った距離、グリーンやマットの条件、使用ボール、選んだ長さも大切です。短い真っすぐなラインでの結果は、長い上りの距離感まで示すものではありません。試打者の好みに合ったことと、自分の困りごとを助けてくれることの間を、少し丁寧につなげて読むとよさそうです。

レビューを読むときの手掛かりは、「どのモデルを、どんな条件で、何と比較したか」です。条件のない好評や、投稿数の少ない星の平均だけで3モデルの順位を決めないほうが納得して選べます。

私なら、良い評価だけでなく「狙いやすかったが長い距離は慣れが必要だった」といった、場面の違いが分かる感想を重視します。弱点が具体的に書かれていると、自分にも同じことが起こりそうか考えられますよね。発売前の期待と、発売後に積み重なる使用評価は、分けて見ていきたいと思います。

本間ゴルフのパターZEROPTの選び方

仕組みが分かったら、次は自分の構えと打ち方へつなげていきましょう。3モデルに共通する技術が多いからこそ、ヘッドの見え方、長さ、いつもの距離感という身近なところが選び分けの手掛かりになります。

001・002・003の違い

ZEROPTの3モデルは、001がツノ型、002と003がネオマレット型です。ロフトやライ角などの基本仕様は共通なので、まずは構えたときに何を目印として使いやすいかで比べると分かりやすいですね。

公開製品画像を見ると、001は後方に伸びる2本のツノと、その間に抜ける空間が特徴的です。002は中央の黒い部分と左右に広がる金属面の対比が目に入り、003は後方へ広がる輪郭と銀色の面が印象に残ります。以下は写真から読み取れる見え方をもとにした、選び方の整理です。

モデル構えたときの手掛かりまず試したい人
ZEROPT-0012本のツノと中央の空間ボールの後ろをすっきり見せたい人
ZEROPT-002中央のラインと黒・銀の対比中央の目印へ視線を集めたい人
ZEROPT-003広がりのある輪郭と金属面ヘッド全体の形で向きを合わせたい人

001のように中央が開いた形は、ヘッド全体の面積より、左右の輪郭を頼りに方向をイメージする人に合う可能性があります。逆に、空間があることで目線が定まらないなら、面や中央の目印が目に入りやすい002・003を比べる意味があります。

002と003は同じネオマレット型ですが、写真上の輪郭や色の見え方は同じではありません。中央の線を追うほうが落ち着くのか、フェースの線とヘッドの幅を合わせるほうが狙いやすいのか。ここを考えると、形状の好みが具体的な判断につながります。

3モデルの選び分けは、見た目の好みを入り口にして、実際に向けたフェースの方向で確かめるのがよいと思います。気に入った形でも、本人が真っすぐだと思う向きと、実際のフェースの向きがずれることはあり得るからです。

私なら、ツノ型に慣れている人には001から、中央の照準をはっきり意識したい人には002から試してもらいたいです。003は、ヘッドの輪郭を広く見ながら構えるほうが安心できる人の候補になります。ただし、これは写真と構造から考えた入口であり、3モデルの性能順位ではありません。

今回確認した資料には、3モデルを同じ条件で測った慣性モーメントの比較値や、打点ずれによる距離低下の差はありません。003が最もやさしい、001が最も操作しやすいといった序列は付けず、同じ長さの試打クラブで見比べるのが公平です。

33・34インチとライ角の選択

ZEROPTには33インチと34インチが用意されています。この1インチの違いは、ヘッドの見え方以上に構えや振り心地へ影響することがあります。長さを決めるときは、身長だけで自動的に振り分けず、普段の前傾姿勢と腕の下がり方を出発点にしたいですね。

例えば、長さに合わせるために肘を余計に曲げたり、肩を持ち上げたりしているなら、自然に振りにくくなるかもしれません。反対に、短いパターへ届かせようと前傾を深くしすぎると、ボールを見たときの景色まで変わります。どちらも、本人にとって無理があるかどうかが判断のポイントです。

ライ角69.5度は、正面側から見たときのシャフトと地面の角度を表す仕様です。握る位置を高くするか低くするかで、トウやヒールの浮き方も変わります。専用グリップが自然な握りを助ける設計でも、姿勢と長さの組み合わせまで自動で合わせてくれるわけではありません。

試す順番としては、まず今使っているパターに近い長さで構え、次にもう一方を比べると違いをつかみやすいです。毎回のボール位置を大きく変えずに、腕や肩の力が抜けるか、フェースの向きを見やすいかを見比べてみるとよいでしょう。

34インチを短く握れば33インチと同じ、と簡単には言い切れない点にも注意したいです。グリップのどの部分を持つかや、手元に余る長さが変わります。専用グリップの形もあるため、短く持った感覚を確認することはできても、完成した33インチの代わりとしてすべてを判断するのは早いと思います。

私は、長さの数字より、構えてから打つまでに姿勢を探し直さなくてよいことを重視したいです。パッと立って、手を添え、目標を見たあとにも同じ位置へ戻れる。その落ち着きがあれば、距離感を作る練習にも取り組みやすくなります。

どうしてもトウやヒールが大きく浮く、どちらの長さでも窮屈に感じる場合は、ライ角や長さの対応可否をフィッターに相談してください。相談の目的は、今の構えに仕様が合うかを見てもらうことです。購入後に自分で曲げたり切ったりする前に、メーカーが対応する範囲を確かめるほうが安心ですね。

ゼロトルクパターとの比較

他社のゼロトルク系パターと比べるとき、ZEROPTの分かりやすい違いは、ロフト0度と専用グリップを組み合わせている点です。同じ「フェースを開閉させにくい」という方向を目指していても、構え方やロフトの考え方まで共通するわけではありません。

例えば、PXGのTorpedo ZTは、米国公式の商品説明で測定上のロフトを4度とし、組み込まれた1度のフォワードプレスによって、従来の3度のパターに近い働きを狙うとしています。フォワードプレスは、手元を前へ出す構え方のことです。

一方、L.A.B. GolfのMEZZ.1 MAX Stockは、米国公式仕様で静的ロフト2.5度、Press II 1.5度グリップ使用時の実効ロフト1度という表記です。数字の測り方や想定する構えが違うので、0・2.5・4という並びだけで転がりの良さを順位付けすることはできません。

比較対象公表されるロフトの考え方比較したい部分
本間ゴルフ ZEROPTロフト0度とOff-Axis Grip普段に近い手元の位置での打ち出し
PXG Torpedo ZT測定4度、内蔵する前傾を踏まえた説明手元の収まりとヘッドを動かす感覚
L.A.B. Golf MEZZ.1 MAX Stock静的2.5度、指定グリップで実効1度ライ角を含む構えとの組み合わせ

他社2製品の表記は米国公式ページで確認した仕様なので、国内で注文する際は販売仕様と区別してください。この表は国内価格や販売条件の比較ではなく、ゼロトルク系でもロフトと手元の考え方が異なることを知るためのものです。

私がZEROPTを候補に入れたいのは、これまでのパターに近い感覚で握りたい人が、ロフト0度との相性を試す場合です。一方、すでに他社モデルで構えとタッチが整っているなら、ゼロという数字が一つ増えたことだけで買い替える理由にはならないと思います。

ヘッドの好みも重視するなら、PXG Torpedo ZTの特徴と旧型との違いも比較の参考になります。シャフトの入り方や形が変わったとき、フェースを戻す感覚だけでなく、長い距離でどれくらい自然に振れるかも見たいところです。

他社モデルを含めて選ぶときこそ、同じボール、同じ距離、同じような構えで比べることが大切です。製品ごとの呼び方より、余計な手の操作を足さずに狙ったところへ転がせる一本を選びたいですね。

初心者に合う?向く人と注意点

ZEROPTは、初心者だから合わないパターではありません。ただし、初心者なら必ずやさしくなるというものでもないですね。パター選びではスコアや経験年数より、何に困っているかを具体的にするほうが、道具の特徴と結び付けやすくなります。

候補になりやすいのは、短いパットでフェースを合わせようとして手を使いすぎる人や、打ち出し方向が左右へ散ることに悩む人です。さらに、構えたときにマレットの輪郭や目印があるほうが安心できるなら、3つの形を見比べる意味があります。

一方で、距離の読み違いや傾斜の見落としが主な原因なら、ゼロトルクの導入だけで解決するとは限りません。右へ打ち出しているのか、真っすぐ出てから傾斜で右へ曲がっているのか。この違いを知るだけでも、必要な工夫は変わってきます。

方向のミス、距離のミス、ラインの読み違いを分けて考えると、自分に必要なやさしさが見えてきます。方向はそろうのに毎回大きくショートするなら、ヘッド形状を替える前に、振り幅やインパクトの強さをそろえる練習が役立つかもしれません。

注意したいのは、手元を強く前へ押す打ち方が定着している人です。0度のロフトとの組み合わせでどんな出球になるかを、先に見たいところです。また、フェースを開閉する感覚を積極的に使いたい人には、ヘッドの動き方がいつものリズムと合わない可能性があります。

初心者の場合、88,000円という予算も小さくありません。今のパターで無理なく構えられ、距離感の練習を続けられているなら、新しい仕組みへ急いで移る必要はないと思います。反対に、いくつかを比べてZEROPTだと狙いを決めやすく、振る強さも分かりやすいなら、経験年数だけを理由に候補から外すことはないでしょう。

形状やネックの違いから広く考えたい方には、やさしいパターの選び方とモデル比較も役立ちます。まず、自分が求めるのは構えやすさなのか、打点がずれたときの助けなのかを整理すると、比較する数を絞りやすくなります。

私は、買ったあとに打ち方を大幅に作り替えることを前提とするより、普段の自然な構えで良さを感じられることを重視したいです。そのほうが、新しいパターへの期待を実際の練習へつなげやすいと考えています。

試打で方向性と距離感を比べる

試打では、入った本数だけで決めるより、どう打ち出され、どこで止まったかを見るほうが判断材料が増えます。短い真っすぐなパットは方向を見やすい一方で、カップに入ってしまうと、本来どれくらい先まで転がった球だったかは分かりません。

まず今のパターを基準として打ち、そのあとに同じボールでZEROPTを試すと違いをつかみやすいです。最初から3モデルを次々と持ち替えるより、構えやすかった一つと現用品の二つを比べ、気になる点が分かってから別の形へ移ると整理しやすくなります。

  • 短い距離では、狙った向きへ出たかと左右の散らばりを見る
  • 中くらいの距離では、同じつもりで振った球の止まる位置を比べる
  • 長い距離では、強く打とうとして手の操作が増えないかを見る
  • 一度構えを解き、毎回同じように狙いを作れるかを確かめる

距離の例としては、1〜2m、4〜5m、8m以上という分け方が考えられます。これは効果を判定する公式基準ではなく、方向と距離感を別々に見るための試し方の一例です。店内で長い距離を打てなければ、確認できた範囲を短いパットに限って考えるほうが公平ですね。

特にZEROPTでは、普段どおりに構えたときの出だしを見たいです。球がすぐに落ち着いて転がるか、跳ねるような動きが気になるか、強く押し込まなくても必要な距離が出るか。見た目だけで細かな打ち出し角やスピン量までは測れませんが、違和感を言葉にする手掛かりにはなります。

試す順番も工夫すると、新製品への期待だけで判断しにくくなります。現用品、ZEROPT、もう一度現用品という順で比べれば、単にマットの速さへ慣れたのか、持ち替えたことで変わったのかを考えやすくなります。入るまで打ち続けるより、同じ球数で一区切りにして見るのもよさそうです。

比較用のメモは、モデル名、長さ、左右の傾向、ショート・オーバー、構えた印象くらいで十分です。最高の一球だけを覚えて帰るより、いつも出るミスがどう変わったかを残すほうが、購入後の練習にもつながります。

私なら、短い距離の狙いやすさが増え、長い距離でも無理に打ち方を変えずに済むかを重視します。短いパットだけよくても、長い距離で毎回強く打ち直す感覚が必要なら、少し時間を置いて相性を見たいですね。方向性と距離感の両方に納得できれば、買い替えの理由も明確になります。

本間ゴルフのパターZEROPTのまとめ

本間ゴルフのパターZEROPTは、フェースの向きを保ちやすくするゼロトルクと、打ち出しを考えたロフト0度を組み合わせたシリーズです。さらに専用グリップでシャフトの傾きを補正し、特殊な構造を普段に近い握り心地へつなげようとしている点に特徴があります。

私が魅力を感じるのは、ヘッド単体の仕組みだけで終わらず、構えた手元からボールが動き出すところまでを一緒に考えていることです。短いパットでフェースを合わせ直す動きが多い人には、余計な操作を減らせるかを試す価値があると思います。

3モデルでは、中央の空間をすっきり見せたいなら001、中央のラインや色の対比を頼りにしたいなら002、広がりのある輪郭で向きを合わせたいなら003が、比較を始める候補です。これらは形状から考えた選び方で、性能の上下ではありません。最終的には、狙っているつもりの方向へフェースを向けられるかが大切です。

気になる点もあります。ロフト0度は、強くハンドファーストにする打ち方との相性を見たい仕様ですし、専用グリップの交換には設計への配慮が必要です。価格も各88,000円なので、仕組みへの興味だけで決めるより、現用品と比べて何が楽になるかを具体的にしたいところですね。

ロフトのある他社ゼロトルク系や、使い慣れた通常のパターが合う人もいます。今のパターで構えや距離感に困っていなければ、その感覚を大事にしながら試せば十分です。道具を替えた結果、意識することが増えてしまうなら、急いで買い替えなくてもよいと私は思います。

ZEROPTを選ぶ決め手は、二つのゼロという名前より、自分の打ち出しと距離感がそろうかどうかです。3つの顔を見比べ、合う長さで構え、短い距離と長い距離の両方を試す。その流れで選べば、自分にとっての魅力も弱点も見つけやすくなります。

発売前の今は期待が先に膨らみやすい時期ですが、発表された設計には十分に興味を引かれます。見た目の好みから入って、自然に構えられる一本を探し、最後は普段のタッチで判断する。そんな選び方をしたいパターですね。

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