タイトリスト GT2 フェアウェイメタル試打評価!飛距離と優しさを両立

タイトリスト GT2 フェアウェイメタル試打評価!飛距離と優しさを両立
公式サイトより

こんにちは。ゴルフの縁道、運営者のえにしです。

みなさんは、フェアウェイウッドに何を求めていますか。飛距離でしょうか、それとも優しさでしょうか。多くのゴルファーにとって、フェアウェイウッドはスコアメイクの鍵を握る重要なクラブですが、同時に最も苦手意識を持ちやすいクラブでもありますね。特にタイトリストと聞くと、アスリート向けで難しいというイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、今回ご紹介する「タイトリスト GT2 フェアウェイメタル」は、そんな先入観を良い意味で裏切ってくれる、驚きの進化を遂げているんです。私自身も実際に打ってみて、そのあまりの打ちやすさと飛距離性能に感動すら覚えました。ネット上でも試打評価や口コミが非常に高く、名器の予感が漂っています。ただ、価格もそれなりにしますし、前作TSR2や兄弟モデルのGT3との違い、カスタムシャフトの選び方など、購入前に知っておきたいポイントは山ほどありますよね。決して安い買い物ではないからこそ、失敗したくないという気持ちは痛いほど分かります。そこで今回は、この話題の新作について、スペックや試打データ、他社モデルとの比較まで、徹底的に深掘りしていきたいと思います。

  • 試打データに基づいたリアルな飛距離性能と寛容性の高さを解説
  • 前作TSR2からの具体的な進化点とGT3との明確な違いを比較
  • ヘッドスピードやスイングタイプに合わせた最適なシャフト選び
  • 3Wや4Wを組み合わせた実戦的なコース攻略セッティングの提案
目次

タイトリストGT2フェアウェイメタルの試打評価と性能

ここでは、実際にタイトリストGT2フェアウェイメタルを打ってみて感じた性能や、巷の評価について詳しく解説していきます。カタログスペックだけでは分からない、打感や音、そしてコースで実際にどう球が飛んでいくのかという「生きた情報」を中心にお届けしますね。

試打データから見る飛距離性能と初速

まず、皆さんが最も気にされているであろう飛距離性能について、具体的な試打データをもとにお話ししましょう。結論から言うと、このGT2フェアウェイメタル、驚くほど飛びます。私が普段通っている練習場の計測器で、ヘッドスピード42m/s程度で打ってみたところ、ボール初速がコンスタントに62m/sを超えてきました。これは、ドライバーに迫るような数値であり、フェアウェイウッドとしては異次元の初速性能だと言えます。

なぜこれほど初速が出るのかというと、今回採用された新しい素材と構造が大きく関係しているようです。特に重心位置が、これまでのモデルよりもさらに低く、そしてフェース寄りに配置されているんですね。専門的な話を少しだけすると、重心が浅く低い位置にあることで、インパクト時のエネルギー効率が最大化され、スピン量が適正に抑えられるんです。実際に打った球を見ても、吹け上がるような弱い球ではなく、前へ前へと突き進むような強弾道が出ていました。

また、特筆すべきは「芝の上から打った時」のデータです。ティーアップした状態なら飛ぶのは当たり前ですが、フェアウェイウッドの真価は地面から打った時に問われますよね。GT2は、多少ダフり気味に入っても初速が落ちにくいんです。私のデータでも、少し薄めに当たった時と芯を食った時の飛距離差が、以前使っていたモデルよりも明らかに小さくなっていました。キャリーで220ヤードから230ヤードを安定して狙えるというのは、パー5の2オンを狙う上で非常に大きな武器になります。

もちろん、ただ飛ぶだけではありません。高さもしっかり出ます。低重心化のおかげで、打ち出し角が自然と高くなるように設計されているんですね。ロフト15度の3番ウッドでも、まるで5番ウッドのような高さで上がってくれるので、グリーンに止めるイメージが湧きやすい。この「高弾道かつ低スピン」という、相反する要素を高い次元で両立している点が、GT2の最大の魅力だと感じました。

ここがポイント!

  • ヘッドスピード42m/s前後でも初速62m/s超えを記録する高いポテンシャル。
  • 低・浅重心設計により、吹け上がりを抑えた強弾道がオートマチックに打てる。
  • 地面から打った際も初速が落ちにくく、実戦でのキャリー飛距離が安定する。

金属的な打感や打音に関する口コミ

ゴルフクラブを選ぶ上で、性能と同じくらい、あるいはそれ以上に大切なのが「感性」の部分、つまり打感や打音ですよね。特にタイトリストファンの方々は、この点に非常にこだわりを持っている方が多いと思います。私もその一人ですが、GT2の打感と打音は、まさに「これぞタイトリスト」と唸らせる素晴らしい仕上がりでした。

今回のGTシリーズでは、クラウン部分に新しいポリマー素材(樹脂)が使われています。一般的に、異素材を組み合わせたコンポジットヘッドは、打音がこもったり、打感がぼやけたりしやすいと言われています。「パコッ」というプラスチックのような音がすると、なんとなく飛んでいる気がしない…なんて経験はありませんか?しかし、GT2に関してはその心配は無用です。タイトリストの開発チームは、この音響チューニングに相当なこだわりを持って取り組んだそうで、実際に打ってみると、非常に澄んだ、金属的な気持ちの良い音が響きます。

具体的には、「バシッ」という重厚感と、「キーン」という爽快感が絶妙にブレンドされたような音です。弾き感がありながらも、ボールがフェースに乗っている感覚もしっかりと手に伝わってきます。このフィードバックが明確なので、芯で打てたのか、少し外したのかが音と感触ですぐに分かります。これは上達を目指すゴルファーにとって非常に重要な要素ですよね。

ネット上の口コミを見ても、この打感・打音に関する評価はすこぶる高いです。「カーボンクラウン特有の違和感が全くない」「昔の名器を彷彿とさせる吸い付くような打感」「練習場で打っていて気持ちが良いので、つい球数が増えてしまう」といった声が多く聞かれます。中には「音だけでご飯が食べられる」なんて熱烈なファンもいるほどです(笑)。

個人的には、この官能的な打球感こそが、GT2を持つ最大の喜びの一つだと感じています。ナイスショットをした時のあの感触と音は、コースでの緊張感を自信に変えてくれる効果すらあると思いますよ。

えにし’s メモ

最近のドライバーやFWはカーボンを多用して音が独特なものも多いですが、GT2は本当に「金属のいい音」がします。目をつぶって打ったら、複合素材だとは気づかないレベルですね。

前作TSR2からの進化点とメリット

前作のTSR2も非常に評価の高い名器でしたが、GT2はそこからさらにどのような進化を遂げたのでしょうか。「TSR2を持っているけど、買い替える価値はあるの?」と悩んでいる方も多いはずです。私の見解としては、間違いなく「進化している」と言い切れます。

最大の進化点は、やはり「素材の革命」による重量配分の最適化です。先ほども触れましたが、GT2ではクラウンに超軽量のポリマー素材を採用しています。これにより、TSR2ではステンレススチールだった部分の重量を大幅に削減し、その余った重量をヘッド内部の最適な場所に再配置することが可能になりました。これが何を意味するかというと、TSR2よりもさらに重心を低く、かつフェース寄りに持ってこれたということです。

結果として、TSR2と比較して「ボール初速の向上」と「スピン量の安定」が図られています。TSR2も飛びましたが、GT2は初速の出方がワンランク上です。また、打点が上下にズレた時のスピン量のバラつきも、GT2の方が抑えられている印象を受けました。つまり、TSR2よりも「飛んで、かつ安定する」クラブに進化したと言えます。

また、構えた時の「顔」も微妙に洗練されています。TSR2も綺麗な形状でしたが、GT2はクラウンの継ぎ目が全く見えない「シームレスサーモフォームクラウン」という技術を使っているため、見た目は完全に伝統的な黒塗りのメタルウッドそのものです。アドレスした時に、異素材の継ぎ目やカーボン柄が気になって集中できない、ということがありません。この「構えやすさ」という点でも、TSR2からの正当進化を感じさせます。

ただし、TSR2が急に色あせるわけではありません。TSR2も依然として素晴らしいクラブです。ですが、もし「もう少し初速が欲しい」「もう少し球を上げやすくしたい」と感じているTSR2ユーザーなら、GT2へのスイッチは確実にメリットを感じられるはずです。特に、地面から打つのが苦手な方ほど、この重心設計の恩恵を強く感じられると思いますよ。

GT3との違いや比較による選び方

GTシリーズには、今回ご紹介しているGT2の他に、より操作性を重視した「GT3」というモデルもラインナップされています。この2つ、どちらを選べばいいのか迷いますよね。結論から言うと、9割のアマチュアゴルファーには「GT2」がおすすめだと私は考えています。

GT2とGT3の決定的な違いは、「ヘッドの重心設計」と「調整機能」にあります。GT2は、深低重心で慣性モーメントを大きくし、オートマチックに真っ直ぐ高い球を打つことを目指したモデルです。一方、GT3は重心を浅くし、操作性を高めています。また、GT3にはソールに可変ウェイト(SureFit CG)が搭載されており、ドローやフェードの弾道調整が可能です。GT2にはこの可変ウェイトはなく、固定ウェイトのみです。

試打してみると、その性格の違いは明らかです。GT2は、多少芯を外してもヘッドがブレにくく、曲がり幅が狭い。「あ、ミスった」と思っても、フェアウェイの幅に収まってくれるような優しさがあります。対してGT3は、振った通りに球が動く印象です。インサイドから強く叩けばドローがかかるし、逃がせばフェードになる。これは上級者にとっては「操作性が高い」ということになりますが、スイングが安定しないアベレージゴルファーにとっては「ミスがそのまま結果に出る」というシビアさにも繋がります。

弾道の高さに関しても、GT2の方が楽に上がります。GT3はより強いライナー性の弾道が出やすいので、ヘッドスピードがある程度(ドライバーで45m/s以上目安)ないと、球がドロップしてキャリーが出ない可能性があります。

見た目の違いも重要です。GT2は投影面積が大きく、平べったいシャローバック形状で安心感があります。GT3は少し小ぶりでディープな形状をしており、塊感があります。地面にあるボールを拾い上げるイメージが湧きやすいのは、圧倒的にGT2の方ですね。

「自分はスライサーだから」「球が上がらないから」という悩みがあるなら、迷わずGT2を選んでください。逆に、「球を左右に操りたい」「左へのミスを絶対に消したい」というハードヒッターの方なら、GT3のポテンシャルを引き出せるでしょう。

比較項目GT2 フェアウェイメタルGT3 フェアウェイメタル
ヘッド形状シャロー(平べったい・大きい)ディープ(厚い・小ぶり)
弾道特性高弾道・直進安定性重視中弾道・操作性重視
調整機能ロフト・ライ角のみロフト・ライ角 + 重心可変ウェイト
推奨レベルアベレージ~上級者中上級者~プロ

ミスに強い寛容性とLカップフェース

フェアウェイウッドで最も多いミスといえば、トップやダフリ、そしてフェース下部でのヒットですよね。特に芝の上から打つ場合、ボールをクリーンに捉えるのは至難の業です。そんな我々アマチュアの強い味方になってくれるのが、GT2に搭載された「鍛造Lカップフェース」という技術です。

このLカップフェース、何が凄いかというと、フェースの素材がソール部分までL字型に回り込んでいるんです。これにより、フェースの下の方で打っても、フェースがしっかりとたわんでくれるエリアが広がっています。普通、フェースの下部で打つと、打感が硬くなり、ボール初速がガクンと落ちて、球も上がらずにチョロ…なんてことになりがちですが、GT2は違います。

実際に私も、意図的にフェースの下の方で打ってみましたが、「パチン!」と弾いてくれて、驚くほど球が持ち上がりました。もちろん芯で打った時よりは飛距離は落ちますが、それでも「あれ?今の当たりでここまで飛ぶの?」と驚くレベルです。この「底に当たっても飛ぶ」という安心感は、実戦ではメンタル面で非常に大きなアドバンテージになります。「少しくらい薄く入っても大丈夫」と思えるだけで、リラックスしてスイングできますからね。

また、左右の打点ブレに対する強さも特筆モノです。高慣性モーメント設計のおかげで、トゥ側やヒール側に当たってもヘッドが当たり負けせず、サイドスピンがかかりにくい。結果として、大きく曲がってOB…という致命的なミスが減ります。私の感覚では、左右のミスヒットでも、曲がり幅が従来のモデルの半分くらいに収まっているような印象を受けました。

この寛容性の高さこそが、GT2が「タイトリストは難しい」というイメージを払拭する最大の要因でしょう。プロが使うモデルでありながら、アベレージゴルファーが助けられる機能が満載なんです。まさに「優しさの塊」のようなフェアウェイウッドだと言えますね。

注意点

いくらLカップフェースが優秀でも、極端なダフリやテンプラまではカバーできません。あくまで「フェース下部でのハーフトップ気味のミス」に強い構造だと理解しておきましょう。

おすすめシャフトの特性と選び方

GT2のヘッド性能を最大限に引き出すためには、自分に合ったシャフトを選ぶことが不可欠です。タイトリストは純正シャフトのラインナップも非常に充実していますし、カスタムシャフトの選択肢も豊富です。ここでは、代表的なシャフトの特性と、どんな人に合うかを解説します。

まず、標準装着シャフトとして用意されているのが「TENSEI 1K Blue 55」と「Denali Red 50」です。

TENSEI 1K Blue 55は、非常にバランスの良い中調子のシャフトです。適度なしなりを感じられつつも、先端の剛性がしっかりしているので、当たり負けしません。振った分だけ素直に反応してくれる、癖のないシャフトと言えます。ヘッドスピードが40m/s~45m/sくらいの方で、ある程度自分で球をつかまえられる、あるいは安定性を重視したい方に最適です。多くの人にとっての「ど真ん中」な選択肢ですね。

一方、Denali Red 50は、もう少し「走り感」があるシャフトです。先中調子で、インパクトに向けてヘッドが走ってくれる感覚があります。球を拾い上げてくれる動きをしてくれるので、ボールが上がりにくい人や、スライス気味の人、あるいはヘッドスピードが38m/s~42m/sくらいの方にはこちらがおすすめです。軽く振ってもヘッドが仕事をしてくれるので、楽に飛距離を出せます。

そして、カスタムシャフトの定番であるTour AD DIとTour AD VFについても触れておきましょう。

Tour AD DIは、松山英樹プロをはじめ多くのプロが愛用する名作中の名作です。粘り気が強く、インパクトでボールを押し込んでいける感覚があります。左へのミスを嫌うフッカーや、しっかりと叩いていきたいパワーヒッターにおすすめです。GT2のヘッドとの相性も抜群で、分厚い当たりの強弾道が打てます。

Tour AD VFは、最近人気の元調子系シャフトです。手元がしなってタイミングが取りやすく、先端は硬めで暴れない。DIよりもさらにシャープに振り抜ける感覚があります。最近の大型ヘッドドライバーに合わせて開発されたシャフトなので、GT2のような高慣性モーメントヘッドとのマッチングも良好です。

選び方のコツとしては、まず「現在のドライバーのシャフト」を基準にすることです。ドライバーと同じ銘柄、あるいは似た特性のものを選ぶのがセオリーです。重量はドライバーよりも10g程度重いものが一般的ですが、最近はドライバーと同じくらいの重量帯を選ぶ人も増えています。もし迷ったら、フィッティングを受けてみるのが一番ですが、まずは「球を上げたいならDenali」「安定させたいならTensei Blue」という基準で試打してみると良いでしょう。

ロフト角のラインナップと番手選び

GT2フェアウェイメタルは、ロフト角のラインナップが非常に豊富なのも魅力の一つです。具体的には、13.5度、15度、16.5度、18度、21度と用意されています。これらをどう組み合わせるかが、コース攻略の鍵となります。

一般的に3番ウッド(スプーン)は15度、5番ウッド(クリーク)は18度ですが、最近のトレンドとして16.5度(4番ウッド相当)の人気が急上昇しています。実は私も、この16.5度を強く推したい派です。

なぜなら、最近のぶっ飛び系3番ウッドは、地面から打つには難易度が高すぎる場合が多いからです。球が上がらずにドロップしてしまったり、力んでミスしたり。しかし、16.5度ならロフトがある分だけ球が楽に上がりますし、キャリーもしっかり出ます。結果として、無理して3番ウッドを使うよりも、平均飛距離が伸びるという現象がよく起こります。「3Wは飾りになっている」という方は、ぜひ一度GT2の16.5度を試してみてください。世界が変わるかもしれません。

また、21度(7番ウッド相当)も隠れた名器です。ロングアイアンやユーティリティが苦手な方にとって、21度のフェアウェイウッドは救世主になります。高い弾道でグリーンに上から落とせるので、190~200ヤード先のピンをデッドに狙っていけます。GT2の21度はヘッドがコンパクトで抜けも良く、ラフからも打ちやすいので、リカバリーショットでも重宝します。

もしヘッドスピードに自信があるなら、13.5度という選択肢もあります。これはもう「ドライバーの代わり」として使えるスペックです。狭いホールのティーショット専用としてバッグに入れている上級者も多いですね。

セッティングの例としては、「ドライバー、16.5度、21度」という組み合わせが、アマチュアには最もスコアに繋がりやすい現実的なセッティングかなと思います。もちろん、体力や飛距離に合わせて、「15度、18度」の王道スタイルで行くのもありです。自分の苦手な距離帯を埋めるために、最適なロフトを選んでみてください。

タイトリストGT2フェアウェイメタルの購入と運用

さて、ここまでは性能面について詳しく見てきましたが、ここからは実際に購入する際の情報や、手に入れた後の運用方法についてお話ししていきましょう。高い買い物ですから、買って終わりではなく、長く愛用するためのポイントを押さえておきたいですよね。

ウェイト調整によるバランスの変更

GT2フェアウェイメタルには、ソール後方に交換可能なウェイトポートが搭載されています。カタログスペックでは標準ウェイトが装着されていますが、これを交換することでクラブの「スイングウェイト(バランス)」や「振り心地」を微調整することが可能です。

例えば、「シャフトを少し短くしてミート率を上げたい」と考えたとします。シャフトを短くするとヘッドが軽く感じられてしまい、タイミングが取りづらくなることがありますが、そんな時に重いウェイトに交換すれば、バランスを元に戻すことができます。逆に、「もう少しヘッドを軽くして振り抜きを良くしたい」という場合は、軽いウェイトに交換すればOKです。

このウェイトは別売りで購入する必要がありますが、自分好みの振り心地にカスタマイズできるのは大きなメリットです。特に、自分でグリップ交換をしたり、リシャフトを検討したりするようなギア好きの方にとっては、いじりがいのある部分ですね。

ただし、注意点としては、純正以外の安価な社外品ウェイトを使用する場合です。精度が悪かったり、ネジ山が合わなかったりして、最悪の場合ヘッドを破損させるリスクがあります。長く大切に使いたいなら、やはり純正パーツを使用することを強くおすすめします。また、ウェイトを変えると重心位置も微妙に変わるので、弾道にも影響が出る可能性があります。少しずつ調整しながら、ベストなバランスを見つけていくのが楽しいんですよね。

えにし’s メモ

ウェイト調整は「沼」です(笑)。でも、ピタッとハマった時のクラブの一体感は最高ですよ。まずは標準のままで慣れてから、違和感があれば調整を検討するのが良いでしょう。

他社競合モデルとの比較と優位性

市場には、テーラーメイドのQi10、キャロウェイのAi Smoke、ピンのG430など、強力なライバルたちがひしめいています。これらと比較して、GT2を選ぶ最大の理由はどこにあるのでしょうか。

まず、テーラーメイド Qi10との比較です。Qi10も非常に飛びますが、カーボンフェースや独特な打感など、少しハイテク感が強い印象です。対してGT2は、よりオーソドックスで金属的な打感を重視しています。「ゴルフらしい音と感触」を求めるならGT2に軍配が上がります。また、Qi10はモデルによって極端に性格が異なりますが、GT2は一つのヘッドで幅広い層をカバーできる懐の深さがあります。

次に、キャロウェイ Ai Smoke。Aiスマートフェースによるミスへの強さは驚異的ですが、独特のカーボン模様やヘッド形状が好き嫌いの分かれるところです。GT2は、誰が見ても「美しい」と感じるすっきりとした顔立ちをしており、構えやすさという点では頭一つ抜けていると感じます。また、操作性に関しても、GT2の方がインテンショナルな球をイメージしやすいでしょう。

最後に、ピン G430。これは「曲がらない」という点では最強のライバルです。ただ、打音がかなり独特(低めの音)で、ヘッドも非常に平べったく大きいので、好みがはっきり分かれます。また、G430は「とにかく真っ直ぐ」というクラブですが、GT2は「真っ直ぐも打てるし、少し操作もできる」というバランスの良さがあります。飛距離性能に関しては、初速が出るGT2の方が一発の飛びは期待できるかもしれません。

まとめると、GT2の優位性は「圧倒的な飛びと優しさを持ちながら、顔と打感は伝統的な美しさを保っている」という点に尽きます。機能性のために感性を犠牲にしていない。このバランスこそが、私がGT2を推す最大の理由です。

発売日や最新の価格情報について

ここで現実的なお話、お値段と発売時期について確認しておきましょう。 タイトリストGT2フェアウェイメタルは、日本では2024年8月23日に発売されました。

気になる価格ですが、メーカー希望小売価格は以下の通りです(すべて税込)。

  • TENSEI 1K Blue 55 / Denali Red 50 装着モデル:66,000円
  • Tour AD VF / Tour AD DI 装着モデル:88,000円

正直、高いですよね(笑)。最近のゴルフクラブの値上がりには驚かされますが、タイトリストも例外ではありません。しかも、タイトリストはブランドイメージを守るためか、発売直後からの大幅な値引きはあまり期待できないのが通例です。量販店でもネットショップでも、ポイント還元を含めて実質5万円台後半~6万円台前半(純正シャフト)というのが相場でしょうか。Tour ADなどのカスタムシャフトを入れると、7万円~8万円コースになります。

「高いなぁ」とため息が出る気持ち、よく分かります。でも、考えてみてください。フェアウェイウッドはドライバーほど頻繁に買い替えるものではありません。一度気に入ったモデルに出会えれば、5年、いや10年と使い続けることも珍しくないクラブです。そう考えれば、妥協して安いモデルを買って後悔するより、本当に自分が納得できる「良いもの」に投資する価値はあるのではないでしょうか。

特にGT2は、完成度が極めて高く、数年経っても色あせない性能を持っています。リセールバリュー(売る時の価格)もタイトリスト製品は比較的高値で安定しているので、長い目で見れば決して悪い買い物ではないと思います。

注意点

中古市場にも少しずつ出回ってくると思いますが、人気モデルのため価格は高止まりする予想です。また、偽物には十分注意してください。信頼できるショップで購入しましょう。

3Wや4Wを組み合わせたセッティング

先ほどロフト選びの章でも少し触れましたが、ここではより具体的なセッティングの組み合わせについて深掘りします。GT2をバッグに入れる際、前後のクラブ(ドライバーやユーティリティ)との兼ね合いをどう考えるべきでしょうか。

パターンA:飛距離重視のアグレッシブ・セッティング

ドライバー

3W(15度)

5W(18度)

ユーティリティ(21度~)

これは最もオーソドックスな組み合わせです。3Wで2オンを狙い、5Wでコントロールショットや長いショートホールを攻める。このセッティングが合うのは、3Wを地面からしっかり球を上げて打てる技術がある人、あるいはティーショットで3Wを多用する人です。GT2の3Wは上がりやすいので、これまで3Wを敬遠していた人でも、このパターンに再挑戦する価値はあります。

パターンB:実戦重視のスコアメイク・セッティング

ドライバー

4W(16.5度)

7W(21度)

ユーティリティ(24度~)

私が個人的に最もおすすめしたいのがこの形です。3Wと5Wの間を取った4Wを一本入れることで、迷いを消します。「3Wだと難しい、5Wだと届かない」という微妙な距離を一本でカバーできます。そして、5Wの代わりに7Wを入れることで、200ヤード前後の距離を「止まる球」で攻められます。GT2の7Wは本当に優秀で、ショートウッド特有の引っ掛けが出にくく、ターゲットに真っ直ぐ構えられるのが素晴らしい。このセッティングにすると、コースマネジメントが劇的に楽になりますよ。

パターンC:苦手克服のシンプル・セッティング

ドライバー

5W(18度)

ユーティリティ(19度・22度~)

これは「フェアウェイウッドは5番だけ」という割り切ったスタイルです。3Wも4Wも難しいから入れない。その代わり、5Wの精度を極める。GT2の5Wは飛距離性能が高いので、他社の3W並みに飛ぶこともあります。無理に長いクラブを入れず、確率の高いクラブだけでゲームを組み立てるのも、シングルへの近道かもしれません。

自分のプレースタイルや苦手意識と相談しながら、最適な組み合わせを見つけてください。「プロが3Wを入れているから」という理由だけで選ぶ必要はありません。あくまで、あなたがコースで結果を出せるセッティングが正解なのです。

まとめ:タイトリストGT2フェアウェイメタルの総評

ここまで長々と語ってきましたが、タイトリストGT2フェアウェイメタルについての理解は深まりましたでしょうか。 最後に、このクラブがどんなゴルファーにおすすめなのかをまとめておきます。

「飛び」と「優しさ」の両方を妥協したくない人

フェアウェイウッドで球が上がらず悩んでいる人

伝統的な美しい形状や、金属的な心地よい打感を好む人

3Wが苦手で、実戦的な4Wや7Wを探している人

これからシングルを目指して、長く付き合える相棒を探している人

GT2は、タイトリストが持てる技術の粋を集めて作り上げた、まさに「次世代のスタンダード」と呼べる傑作です。「タイトリストは難しい」という過去の常識を覆し、我々アマチュアゴルファーに「ゴルフの楽しさ」と「スコアアップの喜び」を届けてくれる一本になるでしょう。

正直、価格は安くありません。しかし、その価格に見合う、いやそれ以上の価値がこのクラブには詰まっていると私は確信しています。もし迷っているなら、ぜひ一度試打に行ってみてください。あの一打目の感触、そして美しく空に吸い込まれていく弾道を見れば、きっとあなたのバッグに入れたくなるはずです。

この記事が、あなたの運命の一本との出会いのきっかけになれば、これ以上嬉しいことはありません。最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。また、コースでお会いしましょう!

最後に一言

4W(16.5度)の人気が凄すぎて、ショップによっては在庫切れの場合もあるそうです。見つけたら運命かもしれませんよ!

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