
ゴルフの予定が決まった際、「万が一のために保険に入っておくべきか」と悩んだ経験はありませんか。特にプレー頻度が少ない方にとって、ゴルフ保険は1日だけでも入るべきか、また、ゴルファー保険の加入率はどの程度なのか、気になる点は多いことでしょう。
実は、ゴルフ保険は1日単位でコンビニエンスストアで手軽に加入できます。中でもセブンイレブンで加入できる1日ゴルフ保険(1DAYレジャー保険)は、その手軽さから多くの方に利用されています。
この記事では、セブンイレブンでの具体的な1日ゴルフ保険の加入方法から、気になる補償内容、さらには何日前までに加入すればよいですか?といった疑問まで、詳しく解説します。
加えて、ホールインワン保険はセルフプレーでも使えますか?という専門的な内容や、ゴルフ保険で腱鞘炎は補償されますか?といった細かい点、その他よくある質問にもお答えしますので、プレー前の不安や疑問を解消し、安心してゴルフを楽しんでください。
- セブンイレブンでの具体的な加入手順
- 1日ゴルフ保険の詳しい補償内容と料金
- 加入前に知りたい注意点やよくある質問
- 他のコンビニとの比較や保険の必要性
ゴルフ保険1日プランはセブンイレブンで!やり方を徹底解説
- セブンイレブンでの1日ゴルフ保険加入方法
- セブンイレブンの1日ゴルフ保険の補償内容
- セブンの1日ゴルフ保険は何日前までに加入?
- ゴルフ保険は1日だけでもコンビニで入れる?
- そもそもゴルフ保険は1日だけでも入るべきか
- みんな入ってる?ゴルファー保険の加入率
セブンイレブンでの1日ゴルフ保険加入方法

セブンイレブンで1日ゴルフ保険に加入する手続きは、全国の店舗に設置されているマルチコピー機を使って、誰でも簡単に行うことができます。急なゴルフの予定が入った場合でも、24時間いつでも申し込めるのが大きな魅力です。
手続きをよりスムーズに進めるためには、事前にパソコンやスマートフォンからネット予約登録をしておく方法が推奨されます。ネットで必要事項をあらかじめ入力しておくと、払込票番号(バーコード)が発行されるため、店舗でのマルチコピー機の操作が不要になり、レジで直接支払うだけで手続きが完了します。
店舗のマルチコピー機で直接申し込む手順
- マルチコピー機のタッチパネルで「保険」を選択します。
- 次に「1DAY保険 ゴルフ・レジャー」を選びます。
- 画面の案内に従って、希望のプランや補償開始日時、個人情報などを入力していきます。
- 全ての入力が終わると、申込内容の確認画面が表示されます。内容に間違いがなければ「OK」ボタンを押してください。
- マルチコピー機から払込票が印刷されます。
- 印刷された払込票を30分以内にレジへ持参し、保険料を支払います。
- レジで受け取るレシート(保険契約証)を大切に保管してください。これで手続きは完了です。
支払い方法は「現金」または「電子マネー nanaco」のみとなります。クレジットカードや他の電子マネー、コード決済には対応していないため、この点は注意が必要です。
セブンイレブンの1日ゴルフ保険の補償内容
セブンイレブンで加入できる「1DAYレジャー保険」のゴルフ向けプランには、保険料と補償内容が異なる2つの選択肢が用意されています。ご自身のニーズに合わせて最適なプランを選ぶことが大切です。
具体的には、基本的な補償を備えた500円の「ベーシックプラン」と、ゴルフ用品の補償も付いた700円の「プレミアムプラン」があります。どちらのプランも、ゴルフ中の万が一の事故に備えるための重要な補償が含まれています。
補償項目 | プレミアムプラン(700円/日) | ベーシックプラン(500円/日) |
---|---|---|
第三者への賠償 | 3億円 | 1億円 |
自身のケガ(死亡) | 200万円 | 200万円 |
自身のケガ(入院一時金) | 10万円 | 10万円 |
ゴルフ用品の損害 | 5万円(免責3,000円) | なし |
ホールインワン・アルバトロス費用 | 15万円 | 12万円 |
プラン選択のポイント
表からも分かる通り、大きな違いは「ゴルフ用品保険金」の有無です。愛用のゴルフクラブが破損してしまったり、盗難に遭ったりするリスクに備えたい方は、プレミアムプランを選ぶとより安心感が高まります。
一方で、用品の補償は不要で、対人・対物の賠償責任とご自身のケガに対する最低限の備えを重視する方であれば、ベーシックプランでも十分な補償内容と言えるでしょう。1日のプレーにかかる費用を少しでも抑えたい場合にも適しています。
セブンの1日ゴルフ保険は何日前までに加入?

セブンイレブンの1日ゴルフ保険は、プレー当日でも加入できる手軽さが魅力ですが、事前に加入手続きを済ませておくことも可能です。具体的には、保険の補償を開始したい日時の50日前から申し込みができます。
このため、ゴルフの予定が数週間前に決まった段階で、忘れないうちに手続きを済ませておくことができます。特に、コンペなどで参加者の分をまとめて申し込む幹事の方にとっては、余裕を持って準備できるため便利な仕組みです。
もちろん、最も多い利用シーンはプレー当日の加入でしょう。ゴルフ場へ向かう途中のセブンイレブンに立ち寄り、数分で手続きを完了させることができます。
ただし、一点だけ非常に重要な注意点があります。それは、保険の補償が開始されるのは、レジで保険料を支払った時刻、もしくは申し込み時に指定した日時のいずれか遅い方から、ということです。したがって、ゴルフ場に到着してからや、プレーを開始した後では手遅れになる可能性があります。必ずプレーを開始する前に、支払いを完了させるようにしてください。
ゴルフ保険は1日だけでもコンビニで入れる?

「ゴルフ保険に1日だけ入りたい」と考えたとき、最も手軽で確実な選択肢は、前述の通り、セブンイレブンです。全国どこにでもある店舗網と、分かりやすい手続きで、誰でも気軽に利用できます。
では、他の大手コンビニエンスストアではどうでしょうか。
ローソンでは、以前は1日単位のゴルフ保険も取り扱っていましたが、現在公式サイトなどで主に案内されているのは、月払いや年払いのゴルファー保険です。店舗に設置された「Loppi」で個別の商品が提供されている可能性もゼロではありませんが、1日単位の保険を探している場合は、セブンイレブンの方が確実と言えます。
また、ファミリーマートのマルチコピー機では、2025年6月現在、1日単位の自動車保険や自転車保険は扱っていますが、ゴルフを対象としたレジャー保険の取り扱いはありません。
これらの理由から、プレー当日に急いでゴルフ保険を探すのであれば、迷わずセブンイレブンに向かうのが最も賢明な判断と考えられます。
そもそもゴルフ保険は1日だけでも入るべきか

ゴルフは紳士のスポーツですが、予期せぬ事故が起こる可能性は常に潜んでいます。そのため、プレー頻度に関わらず、たとえ1日だけであってもゴルフ保険への加入を強く推奨します。
その理由は、ゴルフプレーには主に3つの大きなリスクが伴うからです。
- 第三者への賠償責任リスク:打ったボールが他のプレーヤーやキャディ、あるいはコース外の人や物に当たってしまう事故です。相手に失明などの重大な後遺障害を負わせてしまった場合、数千万円という高額な損害賠償を請求されるケースも実際に発生しています。
- 自分自身のケガのリスク:他人の打球が当たる、スイング中に転倒する、斜面で足を滑らせるなど、自身がケガをする可能性もあります。
- ゴルフ用品の損害リスク:愛用しているゴルフクラブがプレー中に折れてしまったり、ゴルフ場で盗難に遭ったりするリスクです。
これらの万が一の事態に備えるため、1日あたり数百円の保険料で大きな安心を得られるのであれば、それは決して高い投資ではありません。楽しいはずのゴルフが、一つの事故で取り返しのつかない事態にならないよう、備えておくことが大切です。
みんな入ってる?ゴルファー保険の加入率

ゴルフ保険に加入すべきか迷ったとき、他のゴルファーがどうしているのかは気になる点の一つです。ゴルファー保険の正確な加入率を把握するのは難しいものの、一般的にはアマチュアゴルファーの約半数、つまり50%程度が何らかのゴルフ保険に加入していると言われています。
一方で、保険会社によっては、自社の顧客データから「加入率は90%を超える」という調査結果を発表しているところもあります。これは、ゴルフというスポーツの特性上、事故のリスクを正しく認識し、保険の必要性を感じているゴルファーが非常に多いことの表れだと考えられます。
特に、ゴルフコンペに参加する場合、主催者から保険加入を参加条件とされることも珍しくありません。
これらの状況を考慮すると、「多くのゴルファーが保険の重要性を理解し、加入している」というのが実態に近いと言えるでしょう。周りが加入しているからという理由だけでなく、ご自身のリスク管理の一環として、保険への加入を前向きに検討することが望ましいです。
ゴルフ保険1日プランの疑問解決!セブンイレブンでのやり方Q&A
- ホールインワン保険はセルフプレーでも使える?
- ゴルフ保険で腱鞘炎は補償の対象になる?
- コンペ幹事必見!複数人まとめて加入プラン
- 申し込み前に確認したいその他のよくある質問
- まとめ:ゴルフ保険1日セブンイレブンでのやり方
ホールインワン保険はセルフプレーでも使える?

ホールインワンやアルバトロスを達成した際の祝賀会費用などを補償する「ホールインワン・アルバトロス費用保険金」は、ゴルファーにとって夢のある補償です。しかし、この補償には支払いのための条件があり、特にセルフプレー時の扱いには注意が必要です。
結論から言うと、キャディを同伴しないセルフプレーでのホールインワンは、原則として保険金支払いの対象外となることが多いです。これは、達成の事実を客観的に証明することが難しく、不正な請求を防ぐ目的があるためです。
ただし、絶対に支払われないというわけではありません。保険会社や契約内容にもよりますが、以下のような客観的な証明が可能であれば、セルフプレーでも保険金が支払われる場合があります。
支払い対象となる可能性のあるケース
- 同伴競技者以外の第三者による目撃証明 先行または後続の組のプレーヤーや、コース管理者など、利害関係のない第三者が、打った瞬間からカップインまでの一連の流れを連続して目撃していた場合、その証言が証明となることがあります。
- ビデオ映像などの客観的証拠 ゴルフ場が設置している固定カメラの映像や、同伴者が撮影していたビデオなどに、達成の瞬間が明確に記録されていれば、それが有力な証拠として認められる可能性があります。
いずれにしても、最終的な判断は保険会社の約款に基づいて行われます。セルフプレーが多い方は、ご自身が加入する保険がどのような条件を定めているか、事前に確認しておくことが大切です。
ゴルフ保険で腱鞘炎は補償の対象になる?

ゴルフの熱心な練習によって、手首の腱鞘炎や腰痛に悩まされるゴルファーは少なくありません。では、これらの症状はゴルフ保険の補償対象になるのでしょうか。
残念ながら、ゴルフが原因の腱鞘炎や腰痛、ゴルフ肘といった、いわゆる「使いすぎ」によって徐々に発生する慢性的な症状は、ゴルフ保険の補償対象外となります。
その理由は、傷害保険が補償するのは、「急激かつ偶然な外来の事故」によるケガに限られるからです。例えば、「練習場でスイングをした際にバランスを崩して転倒し、手首を骨折した」というような突発的な事故であれば補償の対象となります。しかし、練習の積み重ねによって少しずつ痛みが出てきたような症状は、この「急激かつ偶然」という条件に当てはまらないのです。
また、自宅の庭での素振り中や、室内での練習中に起きた事故によるケガも、保険の対象外となることが多いので注意が必要です。ゴルフ保険がカバーするのは、あくまでゴルフ場やゴルフ練習場の敷地内での事故が基本となります。
コンペ幹事必見!複数人まとめて加入プラン

ゴルフコンペの幹事を務める際、参加者全員の安全管理は頭を悩ませる問題の一つです。特にホールインワンが出てしまった場合の対応など、個人で備えるには限界があります。
このような幹事の悩みに応えるため、セブンイレブンの「1DAYレジャー保険」には、個人向けプランとは別に「みんなまとめて ゴルフコンペの幹事さん向け」という団体プランが用意されています。
このプランの最大の特長は、7名以上99名までのコンペ参加者を、1人あたり一律300円という手頃な保険料でまとめて補償できる点です。
団体プランの補償内容と注意点
このプランで補償されるのは、主に「コンペにおけるホールインワン・アルバトロス達成祝品贈呈費用保険金」です。つまり、コンペ参加者がホールインワンなどを達成した際に、参加者全員から達成者へ贈る記念品の購入費用などが補償されます。
ただし、注意点として、この団体プランには個人のケガを補償する傷害保険や、第三者への賠償責任保険は含まれていません。そのため、幹事としては、この団体プランに加入すると同時に、参加者各自にも個人で1DAYレジャー保険のゴルフ向けプラン(ベーシックまたはプレミアム)に加入してもらうよう案内するのが最も安全な運営方法と言えるでしょう。
申し込み前に確認したいその他のよくある質問

セブンイレブンの1日ゴルフ保険に加入するにあたり、他にもいくつか知っておくと安心な点があります。
申込人・被保険者の年齢制限
保険を申し込む契約者は、満18歳以上である必要があります。また、保険の補償を受ける被保険者(ケガなどをする可能性のある人)は、保険が開始される時点での年齢が70歳未満でなければなりません。ただし、前述の「ゴルフコンペの幹事さん向け」プランのみ、被保険者の年齢制限はありません。
死亡保険金の受取人について
この保険では、死亡保険金の受取人を任意で指定することはできません。万が一のことがあった場合、保険金は被保険者の法定相続人が受け取ることになります。
危険なスポーツへの適用について
1DAYレジャー保険はゴルフ以外のレジャーにも使えますが、ピッケルなどを使う本格的な山岳登はん、スカイダイビング、ハンググライダーといった危険度の高いスポーツやレジャーは補償の対象外となります。
これらの細かいルールは、マルチコピー機での申し込み時や公式サイトで確認できる「重要事項のご説明」に記載されています。スムーズに手続きを進め、安心して補償を受けるためにも、一度目を通しておくことをお勧めします。
まとめ:ゴルフ保険1日セブンイレブンでのやり方
この記事では、セブンイレブンで手軽に加入できる1日ゴルフ保険について、やり方から補償内容、よくある質問まで詳しく解説しました。最後に、本記事の重要なポイントをまとめます。
- ゴルフ保険はプレー頻度に関わらず1日単位での加入を推奨
- セブンイレブンの1DAYレジャー保険が手軽で確実
- 加入手続きは店舗のマルチコピー機またはネット予約で可能
- 支払いは現金かnanacoのみで30分以内に済ませる
- プランは500円のベーシックと700円のプレミアムの2種類
- プレミアムプランはゴルフ用品の破損・盗難も補償
- 補償開始日時の50日前からプレー当日まで加入できる
- 補償はプレー開始前に支払いを完了させる必要がある
- ローソンやファミリーマートでは1日ゴルフ保険の扱いが限定的
- 加入率は50%以上とも言われ多くのゴルファーが必要性を認識
- セルフプレーのホールインワンは原則対象外だが例外あり
- 腱鞘炎や腰痛などの慢性的な症状は補償対象外
- コンペ向けには1人300円の団体プランも用意されている
- 申込人や被保険者には年齢制限がある
- 安心してプレーするために万が一のリスクに備えることが大切